孤独死は「ひとり住まい」だから、というものでもない…

早上好,女士們,先生們!



朝からダークな話題ですが…。
「孤独死」に関する事を述べていきます。

驚きの内容ですが、孤独死は「ひとり住まい」だから起きるものではない、という結果が出ました。
（「同居の孤独死」538人　認知症で発見遅れ3割　都心と大阪市17～19年）

同居していても「孤独死」が起きる、というのは意外な発見です。

認知症や家庭内別居、引きこもり、等が要因となっていますが、
認知症は別の対策として、
家庭内別居や引きこもりは家庭内で家族と連絡が取れない、またはコミュニケーションを取らない、
という根本的な要素がこういう事例を作ってしまっています。

認知症が原因にせよ、家庭内別居が原因にせよ、引きこもりが原因にせよ、
「誰かと連絡がつく」という状態を常に作っておかなくてはこういう事が減りません。



「孤独を解消する」ために、不動産に関しても役割があると思っています。
否応なしにコミュニケーションを取らなければならない、
またはそこまで出来なくても、家族の姿は必ず見かける、
というような間取りを作ろうと思えば作ることも可能そうですし、
今後そういう対策も必要だと思います。

良い例でいえば玄関近くに設置する「リビングイン階段」だと思います。
リビングを通らなければ玄関にも出られず、各居室にも行けない、
嫌でも家族の姿を見るので、少しは孤独死の減少には繋がるのではないか、と思います。

勿論根本的な「コミュニケーション不足の解消への対策」「介護・看護環境を整える」など様々な対策も必要ですが、
不動産も「心地よい暮らし方」への役割が必要だと感じています。



「高齢者のひとり暮らしが孤独死として見つかる」という先入観は捨て、
ひとり暮らしでも、家族と暮らしていても、年齢を問わずより良い人間関係を築くことが孤独死を予防する一つではないでしょうか。


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